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タミヤ 1/35 ドイツ・IV号戦車D型製作・その2(完成) [AFV(1/35)]

サーフェイサーを吹き終わり、いよいよ塗装へ。
 

【基本塗装】

まずは全体に『タミヤカラースプレー(ジャーマングレー)』を
ドバーッと吹き付けました。

気をつけたのは、スプレー缶とキットとの距離。

近過ぎず、遠過ぎず。

そして、缶を動かすスピード。

速過ぎず、遅過ぎず。

全体に2、3回吹き付けたら、塗り残しが無いかチェックして、
塗り残しがあったら、適宜フォローして基本塗装終了です。

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タミヤスプレーはラッカー系なので、乾燥は早かったと思います。

でも念のため、丸一日ほど乾燥させました。


なお、前回のサフ吹きや今回のスプレー塗装の際、
飛沫の飛び散りが予想されたので、
段ボール箱で簡単な塗装スペースを作っておき、
そこへキットを置いてから吹き付けを行ないました。

本来なら、専用の塗装ブースなんかを用意できれば最高なのですが
如何せん、値段が高い!(1万円弱するんですねー)
・・・ので、上下左右の最低限の範囲だけガードできる物を手作り。

手前方向に飛んでくる飛沫は、マスクと眼鏡でガードしました。
(エプロンと手袋もあれば、なおベターでしたね)


【足回りの塗装】

さて、ジャーマングレーを乾燥させた後、足回りの塗装に移ります。

ここからは筆塗りです。

まずは履帯から。

最初に全体を『ダークアース(水性ホビーカラー)』で塗りました。

履帯は凸凹が多いので、凹んだ箇所を塗り残さないように注意していると、
これが結構、時間のかかる作業となってしまいました。

塗料の濃さと筆の硬さ。

それらの微妙なバランス次第では、もう少しサクサク塗れたかな、と。

tank4_10_1.jpg


で、このダークアースが乾燥した頃。

塗装した履帯を触っていると、何やらポロポロ、パラパラと
フケみたいな物が落ちてきました(表現が汚いですね・・・)。

見てみると、なんとそれは乾燥した塗料!Σ(´Д` )

どうやら、この『IV号D型』はゴム製履帯を採用しているらしく、
塗料の食い付きが悪く、触ると剥げてきてしまうようです。

tank4_11_1.jpg

Oh・・・(´ヘ`;)

如何にも初級者っぽい失敗だなーと自嘲しつつ、
仕方ないので、それ以後は履帯をあまり触らずに安置。

怖いから、ひたすら安置。

テンション、ダダ下がり。


気を取り直し、次は転輪のゴム部分。

ここは『つや消しブラック(水性ホビーカラー)』ですね。

細めの筆で、あまり塗り分けなどは気にせず、ササッと。

筆で塗る際、転輪を軸に接着してしまうか、
クルクル回るようにしておくかは、個人の好みかと思いますが、
私は固定してあった方が塗り易かったので
転輪は軸に接着した上で塗装しました。

tank4_12_1.jpg


【OVMの塗装】

次は細かい車載器具類の塗装です。

スコップなどの金属の部分は『青鉄色(水性ホビーカラー)』で
木製の部分は『カーキ(水性ホビーカラー)』で塗ってみました。

筆は、ちょっとだけ値段が高めの面相筆を使用。

毛のコシが強めのものが塗り易く感じました。


【スミ入れ】

ガンプラの場合、スミ入れは『スミ入れマーカー』で行なっていました。

ですが、今回は『スミ入れ塗料(ブラック)』を試してみます。

エナメル系独特のオイル臭にクラクラしつつ、
蓋に付いている筆で塗料を凹部にチョイチョイと置くと、
ツツツーッと流れてくれます。

なるほど、これは便利かも!(・∀・)

その後は、はみ出した部分を溶剤で濡らした綿棒で拭き取り、完了。

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まだ加減が掴めていないので、拭き取り過ぎた箇所や
逆にちょっと残し過ぎた部分もあるような・・・。


【デカール貼付】

さあ、いよいよ『ガルパン・デカール』の登場です。

まずは、左右のサイドと砲塔の後ろに大洗女子学園の校章。

事前に『マークセッター』を塗っておき、
そこへ濡らしたデカールを素早くスライドさせて貼りました。

さらに水で濡らした綿棒で、デカールを軽く上から押さえます。

これでよりしっかりと貼付できたはずです。

tank4_14.jpg

さて、「今度はあんこうマークを」と思ったのですが、
よくよく見てみると、どうも砲塔のスペースに対し、
あんこうマークの方が大きいような気が・・・!?

このまま貼ってしまうと、はみ出る部分が出てきそう。

念のため『アハトゥンク・ガールズ&パンツァー』を見てみると、
D型とF2型仕様以降では、砲塔の形状が微妙に違っていました。

で、このあんこうマークのデカールは、
どうやらF2型仕様やH型仕様向けに作られているようです。

というわけで、あんこうマークは断念・・・orz

漢字の「六」を手描きで行くか!?
・・・という選択肢も、技量的に厳しいので
今回のD型は、大洗女子学園の校章のみを貼った
「なんちゃってあんこうチームVer.」となりました (´・ω・`)


【汚し等】

最後は、各所の汚し的な作業です。

リベットや色々な角部分の凸部には
『タミヤ・ウェザリングマスター(Eセット)』の「グレイ」を
付属の筆でゴシゴシとこすりつけました。

が、効果のほどがイマイチ分かりません(;^ω^)


履帯は『水性ホビーカラー』の
「レッドブラウン」、「フラットブラック」、「クリアオレンジ」を
適当に混色したものを溶剤でかなり薄め、それをペタペタと。

泥っぽいような、サビっぽいような、微妙な色合いを目指しました。


車体の下部には、上記の三色に「ダークアース」も混ぜたものを
「明るめ」、「中間」、「暗め」の3パターン作ります。

濃度はかなり薄め。

これを「中間」→「明るめ」→「暗め」の順で、ランダムに塗ります。

で、塗っている時には「おっ! なかなか良いかも!」と思ったのですが、
乾燥したのを見てみると、ちょっと赤すぎたなぁ、と反省。

もうちょっと「乾いた泥」的な仕上がりを期待したのですが
出来上がりは「赤土」がこびり付いたみたいな感じですね。

あと、汚れていない所との境界線もクッキリし過ぎ。

ウェザリング、楽しいけど難しいです(;^ν^)


最終仕上げとして、全体にトップコート(つや消し)を吹き付け、完成です!

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いやー、作り進めて行くと反省点や疑問点が続々!

しかし、全体塗装やウェザリングまで行なった
自身初の戦車模型としては、とても勉強になり、楽しかったですね。

次も楽しく作りたいと思います。


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